マクラーレン・オートモーティブ 「McLaren Speedtail(スピードテール)」を日本初公開

14 Sep 2020

マクラーレン・オートモーティブは、2020年9月14日、McLaren Speedtailを日本初公開しました。

*以下はMcLaren Speedtailに関する201810月配信のリリースを再編集したものです。

  • マクラーレン市販車史上初の「Hyper-GT」であり究極のロードカー。流線型のシームレスな美しさに、先進的テクノロジーと圧倒的なパフォーマンスを融合
  • 比類なきマシンは予約販売を完了。価格は175万ポンド(税別)から
  • Speedtail独自のカーボン・ファイバー製モノケージ・ボディー構造に、McLaren F1ロードカーにインスパイアされた中央に配置されたドライバーズ・シートと、両サイドに配置された2つのパッセンジャー・シート
  • ティアドロップ型のコックピットとエアロダイナミクスが最適化された全長2mのカーボン・ファイバー製ボディーを持ち、最もエアロドラッグを低減させたマクラーレン・ロードカー
  • マクラーレン市販車史上、最速であり最高速度は403km/h(250mph)
  • 画期的なガソリンエンジンとエレクトリックハイブリッド・パワートレインが、合計1,070PSの最高出力を可能とし、0-300km/h(0-186mph)への加速タイムは13秒
  • ユニークな「ヴェロシティ・モード」では、最高速度に到達させるためパワートレインとアクティブ・エアロダイナミクスを最適化
  • 専用タイヤ「P-ZERO™」をマクラーレンのテクノロジー・パートナーであるピレリが開発
  • フロントホイールのカーボン・ファイバー製スタティック・エアロカバー、ミラーの代わりとなるデジタル・リアビュー・カメラ、および特許技術であるアクティブ・リア・エルロンが一体となり、優れたエアロダイナミクス機能を実現
  • 「ラップオーバー」形状の1ピース軽量ガラスを装着したダブルスキンの電動ディヘドラル・ドア
  • 自動車におけるラグジュアリーの基準を新たなレベルに引き上げたインテリア・デザインとスペック
  • チタニウムを蒸着したカーボン・ファイバーの新素材や、デジタル・エンボス加工を施したフルアニリン仕上げの軽量レザー等の、新しいビスポーク・カスタマイゼーションを導入

マクラーレン・オートモーティブは、2018年10月26日、McLaren Speedtailの美しい流線型のフォルムと、驚異的なスペックを公開しました。マクラーレンのアルティメットシリーズの最新モデルとなるMcLaren Speedtailは、比類ないドライビング・エクスペリエンスを提供するラグジュアリー・スポーツカーおよびスーパーカーのパイオニアとして知られている英国のマクラーレン・オートモーティブがデリバリーする初のHyper-GTとなります。McLaren Speedtailの最高速度は、マクラーレン史上最速となる403km/h(250mph)。現代のクラフトマンシップと、マテリアル・イノベーション、そしてビスポーク・パーソナライゼーションをブレンドさせた比類なきマシンとなっています。価格は175万ポンド(税別)からとなっています。

「マクラーレンが、McLaren Speedtailのようなクルマを作ったことは、これまでありませんでした。当社初の『Hyper-GT』であるMcLaren Speedtailは、アートとサイエンスが融合された究極のロードカーです。驚異的な最高速度、アイコニックなセントラル・ドライバーズ・シート、ならびに画期的なビスポークのパーソナライゼーションが組み合わされています。かつて世界最高速度を樹立した、なめらかなフォルムの『ストリームライナー』を連想させる、軽量のカーボン・ファイバー製ボディーに、革新的なハイブリッド・パワートレインを搭載しました。さらに、ラグジュアリーな3シーターのコックピットは、素晴らしいドライビング・エクスペリエンス、比類なき個性、これまでのどのロードカーでも見たことのない革新的な素材が一体となった感動をお届けします。」

マクラーレン・オートモーティブ最高経営責任者マイク・フルーウィット

最もパワフルかつ、最もエアロダイナミクス効率の高いマシンであるMcLaren Speedtailは、伝説のマシンMcLaren F1が樹立した最高速度記録の391km/h(243mph)を上回ります。この革新的なパフォーマンスは、マクラーレンのデザインチームとエンジニアリング・チームが密接に連携し、比類なきエアロダイナミクス、パワートレイン、およびダイナミックパフォーマンスを精巧に組み合わせたことにより達成されました。

ティアドロップ型のコックピットと、エアロダイナミクスを最適化したボディー・デザインが、際立ったエアロダイナミクス効率を生み出すベースとなっています。さらに、フロントホイールのカーボン・ファイバー製スタティック・エアロカバーや、ミラーに代わるデジタル・リアビュー・カメラ、特許技術であるアクティブ・リア・エルロン(補助翼)などの革新的な装備が、エアロドラッグを極限まで低減することに貢献しています。

McLaren Speedtailは、独自のカーボン・ファイバー製「McLaran Monocage」構造を核とし、総カーボン・ファイバー製のボディや、アルミニウム製のアクティブ・サスペンション、カーボン・セラミック製のブレーキなど、マシン全体にわたって軽量化技術を駆使しています。革新的なハイブリッド・パワートレインは、合計1,070PSの最高出力を発生し、圧倒的なパフォーマンスを支えています。

最高速度の403km/h(250mph)に到達するには、McLaren Speedtail用に特別に開発されたヴェロシティ・モードを使用します。ヴェロシティ・モードは、ハイブリッド・パワートレインを高速走行用に最適化すると同時に、アクティブ・リア・エルロンの角度を調整します。

ハイブリッド・パワートレインは、エンジンの回転数に関わらず、驚異的な加速を実現します。また、McLaren Speedtailの車体の軽さも、この能力を後押ししています。直線での加速はマクラーレン・ロードカーの新たなベンチマークとなる、0-300km/h(0-186mph)13秒。これは、アルティメットシリーズの先代ハイブリッド・モデルであるMcLaren P1™ の加速所要時間16.5秒を上回ります。また、McLaren Speedtailの究極のスピードに対応するため、専用タイヤ「P-ZERO™」がマクラーレンのテクノロジー・パートナーであるピレリによって開発されました。

McLaren Speedtailには、他のいかなる自動車も体験できないような、真のセンセーショナルなエクスペリエンスが約束されています。ドライバーズ・シートは、ラグジュアリーなコックピットの中央に位置し、そのやや後方に2つのパッセンジャー・シートが配置されています。ノーズとテールの両方にラゲッジ・スペースがあり、ビスポークのラゲッジ・ケースをすべてのオーナーの皆様にご用意しています。このラゲッジ・ケース表面のカーボン・ファイバー、レザーおよび金具は、各オーナーのMcLaren Speedtailのインテリアに合わせてカスタマイズ可能です。

2018年にロンドンで開催されたプライベートなプレビュー・イベントでは、McLaren Speedtailを予約したカスタマーの皆様をお招きし、この最新マシンのデザイン・モデルをお披露目しました。マクラーレンがこのマシン専用に開発したモルトン・エフェクト・ペイントを施したナノメタリックカラー「Speedtail Silver」で美しく塗装されたモデルは、自然な表面を維持するために染色されたアニリン仕上げのレザーと、新軽量レザーの2種類を使用しています。コックピットには、驚くほど豊富なパーソナライゼーション・オプションをご用意しました。ビスポークを担当する、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が、オーナーの皆様のお好みに応じてカスタマイズした、世界に一つだけのマシンをお届けいたします。

シンプルな流線型が生み出す、真のエレガンス

「マクラーレンのマシンの頂点に立つアルティメットシリーズであるMcLaren Speedtailは、テクノロジーの限界を引き上げています。McLaren Sennaと同じように、McLaren Speedtailも極限のエアロダイナミクス・テクノロジーと重量削減を実現しています。しかしMcLaren Speedtailでは、洗練された設計と重量削減を新たなレベルに引き上げることを目標に、エアロドラッグの低減、息をのむような加速、そして極限のスピードを追求しました。」

マクラーレン・オートモーティブ、アルティメットシリーズ・ビークルライン担当ディレクター、アンディー・パーマー

McLaren Speedtailの本質は、現代的なデザインとそのクラフトマンシップにあります。最先端のデジタル開発テクノロジーを駆使することで、息をのむほど洗練されたフォルムが生み出されました。エクステリア・デザインのあらゆるディティールを徹底的に見直し、重量を大幅に削減することで、エアロダイナミクス効率を最大化し、加速と最高速度を高めることに成功しました。

削ぎ落とすことによって、生まれるエレガンス。すべてのボディ・パネルはカーボン・ファイバー製で、エアロドラッグを低減するよう形作られています。従来のドア・ミラーの代わりにデジタル・リアビュー・カメラを採用してエアロダイナミクス性能をいっそう高め、フロントホイールのカーボン・ファイバー製スタティック・エアロカバーがホイールアーチ周辺の乱気流を削減。さらに、シャットラインの数を減らして、シームレスなシルエットをより洗練させました。ワンピースのリア・クラムシェルがその一例です。シャットラインはボディのビジュアル的ななめらかさだけでなく、その上を通過するエアフローも阻害するからです。さらに、特許技術であるアクティブ・リア・エルロンにより、デザインの一貫性を保ちつつ、エアロドラッグを最小限に抑制しています。

McLaren Speedtailのすべての要素とディティールはエアロドラッグを抑え、最高速度を最大化するというミッションに基づいて設計されています。McLaren Speedtailは、McLaren P1™ より車幅は減少しましたが、全長は0.5メートル以上長くなり、ノーズからテールまでは5,137mm(およそ17フィート)におよびます。そのフォルムの純粋さは目を見張るばかりで、上方から見ると、自然界における最速の形であるティアドロップ形状をしています。この造形によって、フロント・スプリッターとエアとの最初のコンタクトが最もスムーズになると同時に、ドラマチックなロングテールがエアを徐々に放出するので乱気流が抑えられます。さらに、全体のフォルムだけでなく、ボディーより内側のコックピットのグラスハウスもティアドロップ形状になっていることで、エアロダイナミクス効率がより高められています。

オールLEDのヘッドライトの下部に取り付けられた垂直のダクトは、とりわけスリムで、精巧な先細りの形状によって、エアロドラッグを最小化しつつ、十分な冷却エアをLTR(低温ラジエーター)に供給します。LTRダクトに入らなかったエアはマシンのボンネット上部に送られ、フロント上部クラムの目立ちにくい2つのインテークに送られます。ここからエアはダクトでボディー内部を通り、ホイールアーチ周辺を通過して、ドア下部にあるベントから外に排出されます。こうしたエンジニアリング上の細かい工夫により、ボディーから離れて乱気流になりやすい車両の側面を通るエアの量が減少します。

残ったノーズ上のエアフローは、ボンネットの後端にあるカウルトップによって、ウィンドスクリーン上とさらにその後方へと送られます。カウルトップは、シングルアーム・ワイパーとその作動メカニズムの両方を完全に収納するよう設計されているので、フロント部分からのエアフローの移行をスムーズにし、ルーフ上を通ってパワートレインの「シュノーケル」インテークまでエアが流れるようにします。ガソリンハイブリッド・パワートレインの内燃エンジンにエアを供給するこの吸入口は、エアロドラッグを低減するためルーフに埋め込まれており、横方向からは見えません。

パワートレインに必要なエアは、グラス・キャノピーの背後から出て下向きに傾斜している2つのインテークから取り込まれます。中央をハイマウント・ストップ・ランプが分割しているこのインテークは、カーブを描いてエンジン・カバー内に入り、視界から消えます。インテークがもっと短く、アグレッシブな形状だと、エアは表面から分離して、インテーク上を通過してしまいます。

McLaren Speedtailで真っ先に目に付くイノベーションの一つが、フロントホイールを覆う軽量のカーボン・ファイバー製スタティック・エアロカバーです。このエアロカバーは、エアロドラッグを最小化するよう設計された20インチ、10スポークの鍛造アロイフロントホイールに装着されていますが、ホイールが回転しても動かず、そのフラットな面が、乱気流の発生しがちなエリアのエアフローをスムーズにしてくれます。通常、ホイールの回転によってエアは車両から離れていきますが、このフロントホイールのカーボン・ファイバー製スタティック・エアロカバーが、エアをマシンに「密着」した状態に保ち、ディヘドラル・ドアの先端にあるドアブレードの方向に導きます。

スタティック・ホイールカバーは、複数のダクトおよびエアルートと連動して、ホイールアーチ内の乱気流も削減します。例えば、LTRから外に出たエアは、フロントのホイールアーチに排出されます。その後、カーボン・セラミック製ブレーキシステムで発生した熱エネルギーとともに、固定されたフロント・エアロカバー内のダクトへ送られ、一定のフロー・パターンで通過します。ホイールアーチ内の気圧は、ドア下部のベントによっても低減されます。このベントが、フロントタイヤの回転で生まれた乱気流をホイールアーチから吸い出し、McLaren Speedtailの両サイドに沿ってスムーズに排出するのです。ホイール本体はエレガントなグロス・ブラックでペイントされ、ダイヤモンドカット仕上げとなっています。ブレーキ・キャリパーは、光沢のあるボディーカラーとマッチしたMcLaren Speedtail Silverです。

McLaren Speedtailでは、ドア・ミラーの代わりに、2つの高解像度デジタル・カメラが目立たないよう取り付けられています。従来型の固定式ドア・ミラーは驚くほどの量の乱気流を発生させるのに対し、McLaren Speedtailに搭載されているカメラは側面がとても小さいため、エアフローへの影響が最小限かつ、後方の視界もはるかに広がります。カメラからの映像は、ドライバー前方にあるインストルメント・パネルの両サイドに配置された2つのスクリーンに表示されます。

McLaren P1™、第2世代のMcLaren Super SeriesおよびMcLaren Sennaで実績のあるエアロダイナミクス原理を活用し、HTR(高温ラジエーター)へのインテークは、Speedtailの肩にあたるディヘドラル・ドアのダブルスキン内部に設けられています。盛り上がったフロントフェンダー、コックピットのコンパクトなグラスハウス、フラッシュマウントのウィンドウによって、エアフローは車体に密着し続けます。そしてフロントフェンダー上部を通過してドア内部のダクトの奥深くまで流れ込み、1,070PSを発生するハイブリッド・パワートレインに冷却エアを供給します。このソリューションは効率性がきわめて高いため、McLaren SpeedtailのHTRインテークはひときわコンパクトで、エアロドラッグの最小化に役立っています。

Speedtailの後端には注目すべき技術があります。それは1組のアクティブ・リア・エルロン(補助翼)です。油圧で可動するこのエレメントは、リア・クラムシェルの一部であり、フレキシブルなカーボン・ファイバーでできています。Speedtailのボディーは文字通り曲がるのです。表面の許容誤差わずか1mmというこのドラマチックな新技術によって、車体とスポイラー先端の間にあった隙間やシャットラインは一切なくなりました。つまり、乱気流もドラッグもスピードのロスもありません。

2個のアクティブ・リア・エルロンは、エアロダイナミクス性能を最大化するため、Speedtailのセンターラインより外側に配置されており、圧力の中心をずらすように変形して、最も重要な局面で、必要なレベルのダウンフォースを正確に発生します。例えば減速時にはエアブレーキの役目を果たし、高速走行時は安定性を高めます。

ドア下部のベントと同様の働きをするのが、リアフェンダーの後方に配置された垂直のリアブレードです。このブレードが乱気流をリアのホイールアーチから抜き取り、21インチの鍛造アロイホイールから引き離します。いわゆる「ダーティーな」エアを外部環境にできる限りスムーズに戻すことによって、Speedtail後方のベース圧が減少し、したがってドラッグが抑えられます。

リアブレードと共にベース圧とドラッグの低減に貢献するのがMcLaren Speedtailのリアディフューザーで、車体の上面と下面からのエアフローを緩やかに溶け合わせることで、これを成し遂げています。長く伸びたディフューザーとフラットなアンダーボディ、さらには後方に伸びたSpeedtailのリア・ボディワークによって、エアフローは拡散されるため、車体後方で鋭く急激に分離されるのではなく、徐々に自由流にとけ込みます。その結果、エアロダイナミクス効率がいっそう高まるのです。

好みに合わせて、美しくテイラーメイドされるラグジュアリー

McLaren Speedtailが類を見ないクルマである理由は、他車の追随を許さない、ドラマチックな外観や、極限のスピード、優れたエアロダイナミクスを備えているからだけではありません。テクニカルなラグジュアリーさや、ビスポーク・カスタマイゼーションの基準をかつてないレベルにまで引き上げたからです。物理的なパフォーマンスの限界を押し上げるための、マクラーレンの無限のイノベーションとクリエイティビティーが、先駆的なデザインと最高水準の素材品質で裏打ちされたこの上なく見事なインテリアを作り上げる原動力となりました。」

マクラーレン・オートモーティブ、デザイン・ディレクター、ロブ・メルヴィル

McLaren Speedtailのドライバーズ・シートは、文字通りコックピットの中央に位置しています。これにより、他に例をみない空間感覚が生まれ、ウィンドスクリーンからの視界が完璧なバランスになりました。アイコニックなマシンであるMcLaren F1から着想を得た、カスタムメイドのカーボン・ファイバー製シートは、「Hyper-GT」の名にふさわしいサポートと快適さを提供します。新たに作られたディレクショナルレザーは、この特別なドライビング・ポジションにドライバーが移動する際はシートに滑り込みやすくし、ドライビング中は体を緩やかにホールドします。中央のシートを挟む2つのパッセンジャー・シートは、カーボン・ファイバー製モノコック構造の一部です。

ウィンドウスクリーンは上方へとカーブしてルーフの一部となり、ドライバーの頭上にあるガラス製ポートホールとディヘドラル・ドア上部のガラス部分につながります。信じられないような空間感覚は後方へも続き、リアのクォーターウィンドウは、シートの後ろからリアアクスルとほとんど同じ位置まで伸びています。コックピットには驚くほどの光が射し込みます。それをパッセンジャーが望まない場合には、ポートホール、ドア上部のガラス部分およびリア・クォーターウィンドウにエレクトロクロミック技術を備えるので、それぞれを瞬時に半透明にできます。

ドライバーの前方には最新テクノロジーを駆使したコントロール・システムがあり、高解像度ディスプレーとタッチスクリーンがダッシュボード全面に広がり、従来の車にあるボタンやスイッチがほぼすべて取り除かれています。エンジンのスタート、アクティブ・ダイナミクス・パネルの起動、ヴェロシティ・モードの選択、ならびにウィンドウとドアの開閉は、ドライバーの頭上のパネルを通じて行われます。これらのコントロール類やスイッチ、ダイアル類はアルミニウム製で、手作業で研磨されています。

美しい造作のインテリアは、現代的なクラフトマンシップと最先端のイノベーションが融合し、デザインの限界を押し上げ、新時代の到来を告げています。エレガンスと素材の素晴らしさは、通常の自動車で見られるものというよりは、最新のファッションや豪華なヨット、ビスポークファニチャーを思わせます。パーソナライゼーションの範囲もきわめて広く、どのMcLaren Speedtailも、オーナーだけのユニークな1台となります。

自動車における究極のビスポーク・デザインを創造するという、McLaren Speedtailに対するマクラーレンのビジョンは、まずカーボン・ファイバーに表れています。マクラーレンは、1981年以来40年近くにわたり、あらゆるロードカーとレースカーのコア部分に、軽量で剛性に優れたこの複合素材を積極的に採用してきました。さらにMcLaren Speedtailによって、カーボンの製造や活用方法に革命的な進歩が起きました。最先端のテクノロジーとイタリアの伝統的なテキスタイルの知識を組み合わせて、カーボン・ファイバーを密に織り込むことで、より軽量な複合素材を生み出す「デジタル・ルーム(織り)」工法に辿り着いたのです。

さらなるイノベーションを追求するマクラーレンは、このデジタル・ルーム技術を活用して、カーボン・ファイバーとチタンを使った独自の織り方を開発し、これをチタニウム蒸着カーボン・ファイバーと名付けました。カーボン・ファイバーのカラーを変える場合、従来の方法では、素材が持つ構造上の一体性や見た目の鮮明さを損なう可能性がありました。McLaren Speedtailの場合、ミクロン単位の薄さのチタン層を織りの上に直接蒸着し、カーボン・ファイバー構造と一体化しています。このチタニウム蒸着処理により、圧倒的な強度と軽さを維持しつつ、クロームのきらめきを備えた目を見張るようなビジュアル・カーボン・ファイバー仕上げを実現しました。

フロントのスプリッター、ディフューザーおよびサイド・スカートは、すべて1Kチタニウム蒸着カーボン・ファイバーで仕上げられています。この素材は、わずか1,000本の繊維で1本の糸を構成しているため3,000本のものより軽量です。また、ジャカード織り工法を適用して、ビジュアル・カーボン・ファイバーのパーツに精巧なビスポークのパターンを作り出すことが可能となりました。どんなビスポーク・カラーにも追加でチタンをアノダイズ処理できるほか、カーボンの内部に画像やシンボル、あるいは文字まで織り込むことができます。その一例として、ドライバー・シートバックにはマクラーレンのロゴがあしらわれています。

スイスの高名な時計ブランドであるリシャール・ミルとの共同研究により、マクラーレンは、先駆的な時計製造法を活用して、自動車業界では世界初となる、シンプライ・テクノロジー・カーボンファイバー(Thin-Ply Technology Carbon Fibre: TPT)を開発しました。この素材は、厚さわずか30ミクロンで、それぞれが45°の角度で並んでいる無数の極薄カーボン層で構成されています。その表面を丁寧に引き延ばすと、水流のようにきらきらと光る層状の構造が現れます。最先端のテクノロジーとデザインを、精巧なエンジニアリングと融合させた真にユニークなこの技術は、頭上のコントロール・パネルやギアシフトのパドル、ステアリング・ホイールの留め金といった、さまざまな部分に組み込むことができます。McLaren Speedtailの最初のデザイン・モデルでは、TPTがフロントのマクラーレン・バッジにも使われています。このバッジとSpeedtailの車名は、18Kホワイト・ゴールドで形作られ、1文字ずつ個別にプレス、カット、ポリッシュされています。

McLaren Speedtailのインテリア全体は、ドライバーとパッセンジャーを優しく包み込むように設計され、ほとんどあらゆる表面を上質なレザーで覆われています。McLaren Speedtailのデザイン・モデルでは、ドライバー・シートはダーク・グレイシャーとクール・ホワイトのレザーでトリムされています。前者はフルアニリン仕上げですが、後者はブリッジ・オブ・ウィアー・レザー・カンパニーが開発した、セミアニリン仕上げの新しい軽量レザーです。由緒ある最高品種のレザーと数世代にわたるクラフトマンシップとの融合により、贅沢な厚みとしなやかな仕上がりを誇る点は変わりません。しかし製造工程でレザー表面直下に空気を注入することにより、素材の密度を下げ、重量が30パーセントほど削減されました。まさに、贅沢さと軽量化が両立することを証明しています。

この軽量レザーは、McLaren Speedtailのフロアに使用できるほどの強度を持たせる処理が可能で、オーナー様が選んだ単色または複数のカラーで仕上げることができます。例えばデザイン・モデルでは、ダーク・グレイシャーとブラックが使用されています。レザーをフロアに使用した場合、連続する1枚のピースとして、シート下の収納スペースのカバーにもなります。マクラーレンのデザイナーは、レザーに元々備わる特徴と本来の強さを生かして、収納スペースを豪華な旅行鞄のように開けられるデザインにしたのです。

フルアニリンレザーは、特別に選別されたスカンジナビアの皮革を使い、ダッシュボードとパッセンジャー・シートを覆っています。傷がなく、ほぼ自然の状態のままのこのレザーは、植物油を使った5週間のなめし加工の結果であり、唯一の添加物は選択された色(パッセンジャー・シートの場合であればダーク・グレイシャー)だけという、自動車用としては希少な抜群の品質を誇る素材です。贅沢なレザーは、信じられないほどソフトな触感に仕上げられており、個々の皮革のツヤがそのまま残されているため、木目や人間の指紋と同じように、それぞれの表面がまったく異なる個性を持っています。

McLaren Speedtailのオーナーの皆様はさらに、お好みの色のステッチ・パターンを選ぶことができ、デジタル・キルティングやユニークなデボス(空押し)、エンボスのパターンによって、レザーにビスポークの装飾パターンを入れられます。また、最上の家具やファッション・デザインにインスパイアされて、レザーのトリム・エッジに色を付けることまで可能です。色の混合、塗装、艶出しをすべて手作業で行い、レザーのクラフトマンシップを最高レベルにまで高めて、妥協のない美しさを生み出しています。

限定生産のMcLaren Speedtailは、マクラーレンのカラーと素材デザインを未踏の領域にまで押し広げる機会となりました。オーナーの皆様には、この最も希少なアルティメットシリーズのマクラーレンが初めて納車される2020年初頭まで、かつてないパーソナライゼーションの旅をお楽しみいただけます。

  1. Speedtail: Achieving the Maximum:
    https://www.youtube.com/watch?v=bFww9pqlZs0&feature=youtu.be

  2. McLaren Tech Club - Episode 15 - Speedtail: Wireless Charging:
    https://www.youtube.com/watch?v=6SNUZdpeWHU&feature=youtu.be

  3. McLaren Tech Club - Episode 16 - Speedtail's pioneering battery technology:
    https://www.youtube.com/watch?v=JwJw3Pd6U4Y&feature=youtu.be

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マクラーレン・オートモーティブについて:

マクラーレン・オートモーティブは、ラグジュアリーかつハイパフォーマンスなスーパーカーを製造しています。自動車は全て、英国サリー州ウォーキングのマクラーレン・プロダクション・センター(MPC)において、手作業で組み立てられています。2010年に設立され、現在はマクラーレン・グループ最大の企業です。

GT、スーパーカー、モータースポーツおよび究極(アルティメット)のモデルで構成されている、マクラーレン・オートモーティブの製品ポートフォリオは、世界中の32以上のマーケットの85以上の正規販売店にて販売されています。

マクラーレンはパイオニアとして絶えず限界に挑戦しています。1981年、マクラーレンは、McLaren MP4/1を通じて、軽量かつ強固なカーボン・ファイバー製モノコックシャシーを初めてFormula 1に導入しました。

1993年には、ロードカーのMcLaren F1を設計・製造。以来、製造する車両全てにカーボン・ファイバー・シャシーが採用されています。また、アルティメットシリーズのモデルとして、マクラーレンは、ハイブリッド・ハイパーカーであるMcLaren P1™を業界に先がけて投入しました。

2018年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて、12億ポンドを研究開発に投入し、2025年までに18のニューモデルを導入するという、新しいビジネスプラン「Track25」を発表いたしました。

2018年、マクラーレン・オートモーティブは5,000万ポンドを新規投資し、イングランド北部のシェフィールド地域に、マクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターを開設しました。この施設では、軽量のマクラーレン・カーの核となる、次世代の「タブ」が製造されることになっています。

2019年にマクラーレンは、600LT Spider、新しいGT、ならびにサーキット専用のSenna GTRを投入し、620RとMcLaren Elvaを発表しました。

イノベーティブなスポーツカーとスーパーカーシリーズを開発、設計および製造するために、マクラーレン・オートモーティブは、専門的な知識と技術をもつ世界トップレベルの企業と提携しています。アクゾノーベル、アシャースト、ワンプラス、デル・テクノロジーズ、ピレリ、リシャール・ミル、トゥミが主なパートナー企業です。

マクラーレン・グループについて:
マクラーレン・グループは、ラグジュアリーなオートモーティブとテクノロジーにおける世界的リーダーであり、マクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・レーシングおよびマクラーレン・アプライドという3つのビジネスで構成されています。

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